ジム
おはようございます。丸野です。ここでのコラムはかなりおひさしぶりトニースピアーズなのである。
まず久しぶりの第一声として私は大の運動音痴と声を腹の底からだしていいたい!
産まれたときから中学一年まで肥満児、(小学生のときに肥満という理由で私を含め児童数人が保健室に呼ばれておやつを控えなさいという減量の手引書なるものを手渡される)足は遅くても、食べるのはウサインボルト並みの速さ。
そして高校では囲碁部、卒業以降は音楽まっしぐら。中学ではテニス部だったが万年ほぼ補欠という体たらく。
何かに秀でてたわけでは決してない人生だったが上記のように運動ができないということにはピカイチ、イチピカで秀でていたということは自慢ではないが胸を張って断言できる今日このごろなのである。
そんな運動とは無縁まっしぐら猫まっしぐらな私がスポーツジムに通いはじめてはや1年半。自分でもくりびつである。
きっかけは私が崇拝してやまない天才ギタリストヌーノベッテンコート率いるEXTREMEの来日公演をみたのがそもそものきっかけでありはじまりである。
ヌーノはほぼ全編上半身裸で演奏していたのだが、ギタープレイはいわずもがな、がなによりかれよりびっくりしたのが40代とは思えない凄まじい肉体美。
腹筋われまくり、胸の筋肉はでまくりでライブ自体のすばらしさもあいまってあらためてヌーノのすごさを噛み締めながら興奮したその日。
ギタープレイは到底追いつかないが体だけならヌーノに近付けるかもと思いながらなかなかそのきっかけを掴めないまま数ヶ月が経った頃、私の家のポストに24時間営業のスポーツジムのキャンペーンのチラシが入っていた。
しかも職場と目の鼻の先にある好立地である。一瞬眩暈がするほどの稲妻が全身をかけめぐった。「そうだ、ジムへ行こう、ヌーノになろう」と。
思いたったが吉日。早速電話をし資料を郵送してもらい、即効で資料に目を通し、誇大妄想甚だしく1分でここに決めた!
初期衝動そのままにレッツゴーしないことにはなにもはじまらないのである。
そんなこんなで申し込みし、入会完了。
Uニクロでジャージ類を買い、その近くの靴屋でスポーツシューズを購入。
いざスポーツジムへレッツゴー。スポーツジムには主にエアロビやヨガをやるスタジオの階とトレーニングマシンがある階とプールやジャグジーのある階と別れている。私のメインはトレーニングマシンである。
早速その階に行きスタッフの方へ「今日はじめてなんだけどどうしたらいいか教えてくだせぇー、主に腹筋と胸の筋肉をつけたいのよー!」と教えを請う。「イエス、その前にちょっとお待ちくだせぇー」とスタッフの方。江戸っ子で小粋なスタッフさんである。
その後軽い運動能力テストと身体および体脂肪測定を行う。運動能力は特になんともなかったが身体測定でかなりビビッた。「やや太り気味ですー」とのこと。
や、やばい。確かに昨今、鏡にうつる自分の体をみて「少しぶよついたかな?いやそんなはずはないはずやー」とそのぶよつきビジュアルを思い込みでカモフラージュしていたが数値というのは正直で時に残酷である。ストレートに今の自分の実像を如実に表す。
体脂肪もさることながら体重が70キロ…これはやばい。過去最高体重である。少し脂汗をかいてまった。「どうすんねんこれー」
急遽筋トレにダイエットも緊急追加した。はぁ…ヌーノには程遠い。しょっぱなからため息をついてまった。
そしてスタッフの方とストレッチをし、メニューを組んでもらいそのメニューをかいた手帳を作成してもらいそれに従いトレーニングマシンに向かう。
腹筋、胸の筋肉メインで。足、背中を鍛えるマシンも使いつつ、1セット終わったあとに有酸素運動ということでランニングマシンで10分走り、もう1セット同じメニューをこなしさらにもう10分走る。
ジムの中にはかわいいガールも結構いる。正直最初の頃はそわそわしてトレーニングにならへんわーと思ったりもしたが浮ついた気持ちではとてもじゃないができないのがわかった。
つい体の力が抜けてマシンとうまく対話できないのである。こんな状態でトレーニングをしたら怪我をするのは目にみえてあきらかであり、煩悩とは恐ろしいものである。と、こんな感じで今はさらにそれぞれのマシーンのおもりを重くし、メニューを少々増やしながら今にいたる感じである。
食生活はそこまで変えなかったが最初の3ヶ月目をすぎたあたりから1キロ体重が減り、さらに1ヶ月に1キロペースで減っていきだいたい8ヶ月で約8キロくらい体重が減った。
そしてあるときからジムにいったあとの食事は豆腐に納豆をかけたものを2丁におむすびとチーズ。ここ最近の私のトレンドである。
そろそろ「あ、豆腐男だ!」と後ろ指をさされてもいいころなのだがなかなかその機会がなく爪を噛むエブリデイである。
とそんなこんなでジム通いをはじめて1年半、憧れのヌーノのボディにはほど遠いがなんだかんだで通い続けているエブリデイ。
運動大嫌いの運動音痴の私めが…自分でもくりびつである。
その理由を自分なりに検証してみた。ツイッター風にいうと検証なう といえばいいのだろうか。
まず思うのはジム内の空気である。いろんな年代の人達がそれぞれの想いを胸にトレーニングにひたすら励むこの空気感は本当に身が引き締まるし自然とトレーニングにも身が入るしおいどんもやってやるがやーと自然とテンションがあがる。最初の頃はそんな空気感がとても怖くてガッチガチに緊張していたがいまでは筋肉ガッチガチである。ぞくぞくするやろーである。
そしてなによりも大きいのはジムにいけばいくほど成果がでる。これに尽きる。最初の数ヶ月、特にこれといった変化もなく、これで本当にいいのだろうかでらやばいがやーと天むすを食べながら天井を仰ぐ日々。だがそこはヌーノの姿を思い浮かべとにかくひたすら通い続けた。
徐々に体重も減り体に変化がでてきたときはそれはもう嬉しかったし、よっしゃー通いまくったるぜーと狂喜乱舞したもんである。ごく私的なことになるのだが、世の中には不条理なことが無数に転がっていると思う。
人間は産まれたときから死に向かって歩いていかなければいけないこと。
嬉しいことや楽しいことは風化してしまうのに悲しみや痛みはどうあがいても風化せず、消えず、絶えず残り続けること。
上記をはじめ挙げたらきりがない不条理三昧。
そんな現実に辟易しっぱなしだった私だが今回のジム通いの日々に一筋の光明をみた思いでいっぱいである。
通えば通うほど、続ければ続けるほどに確実に結果がでるからである。不条理さとは180度真逆の世界。
あぁ世の中はまだまだ捨てたもんじゃないなぁと思えたことは私にとっては大きな宝物である。
そしてその宝物をさらに増やすために、そしてヌーノに近づくべくできる限りジム通いにいそしむ中年ボーイまっしぐらの私、丸野でありんす。
よっしゃー今日もジムいきまくりだぜー。
今まで自分の目にみえるものがすべてではなく、みえないものにこそ物事の本質があるという信念や意識のもとそのみえないものをみることのできる感性を身に着ける為、映画、演劇をみたり音楽を聴いたり、前衛芸術にふれてみたりしてきたし、いまもそれはかわらず継続している。
そしてヌーノになりたいという動機からはじめた筋トレ、人前にたってもなんら恥ずかしくない体を作るためにこれもまだ日は浅いが継続中である。
ごく最近読んだ経済誌に知的に怠惰なものは生き残ることができないと書いてありなぜだかわからないがその言葉だけ非常に感銘を受けた。
そうだ今年のテーマは知性だ!と。自分の中での知的なイメージというとなぜだか読書。これまでそう多くはなかった読書量を増やしていけたらと思う次第である。経済、投資関連、ジェンダー関連、エッセイ、芸術論等々、これはと思ったものに手をひろげまくりたい!レッツゴーである。
著者の書いている考えと私自信の思う考え、その双方の最大公約数を抽出し、自分の教養として生かすことができたらこれ幸いであるし、知性という自分に足りないものを少しずつ補っていくことができたらラッキー、クッキー、竹城あき である。
上述した感性、筋トレによる体作り、そしてあらたに加わった知性。今後この3点が磨き上げられ、高みに達し、干渉し、共鳴し永遠のトライアングルを描いた先に見える風景が震えるほど楽しみである。
人生とは自分に足りないものをみつけ、それを補完し、磨きつづける永遠の作業であると思う。その作業の過程で見える風景はきっと素晴らしいに違いない。そう、沖縄の海のようなどこまでも広がる地平線のように。
人間の可能性は無限であり永遠である。自分を磨きつづけることに終わりはないし、無駄なことはなにひとつない。
確固たる想いをもちながら日々を一歩ずつ踏みしめる中年ボーイまっしぐらの私、丸野でありんす。




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